何故ワンマンライブが1番利益が出て儲かるのか?
みなさんこんにちは、音楽プロデューサーのしげみっつーこと北井重光です。
今日は何故ワンマンライブが1番利益が出て儲かるのか?について書きたいと思います。
まずワンマンライブをする場合と演奏時間30分のブッキングライブをする場合の会場の使用料がどの位違うのかを理解する必要があります。ここで渋谷にあるとあるライブハウスのブッキングライブの会場使用料とホールレンタルの会場使用料を比較してみたいと思います。
キャパ→オールスタンディング250人
30分演奏ブッキングライブ→チケット代2000円×買取枚数23枚=46000円(ノルマ分以降1枚につき50%チャージバック)
ホールレンタル→7時間250000円(税別)
上記のブッキングライブのノルマは46000円です。ここでブッキングライブ時の持ち時間を考えてみます。30分演奏+30分リハーサル+転換時間15分+ファンの入退場時間等=1時間30分程度と考えられます。(実際はもう少し持ち時間少ないかな?)
1時間30分(90分)で46000円支払うとなると7時間(420分)に換算すると・・・・・
90分=46000円
180分=92000円
270分=138000円
360分=184000円
・・・・・
420分=214667円となります。
実際はもう少しだけ高くなるかもなので22万円位だと思います。
このライブハウスを例にとってみるとブッキングライブの方がやや会場の使用料安いかな?と言う印象です。ただ私独自で他のライブハウスも調べてみたのですがブッキングライブとホールレンタルはそれ程使用料に差はなかったです。
では何故ワンマンライブの方が30分のブッキングライブよりも利益が出るのか?と言うところですが、、、
1つ目にワンマンライブの方が演奏時間が長い分チケット代を高く設定出来るからです。ワンマンライブの場合30分のブッキングライブに比べて演奏時間が4倍以上になります。なのでワンマンライブの場合チケット代4000円~6000円位に設定してもファンの不満は少ないと思います。ですので一定数のファンが出来てライブの集客見込みが出来た場合は必ずワンマンライブをした方が良いです。逆に一定数のファンがいない場合は集客見込みがないのでライブをしない方が良いです。
2つ目に演奏時間30分のブッキングライブに比べてワンマンライブの方が需要があるからです。
以前このようなアンケートをとってみました。↓↓↓
「貴方は自分の好きなアーティストのライブを観に行く場合どの位の時間観たいですか?」
みなさんの回答がこちら↓↓↓
30分→5%
1時間→13%
1時間30分→20%
2時間以上→62%
見ての通り演奏時間30分のライブは圧倒的に需要が少ないです。逆に多くの人は2時間以上ライブを観たいと考えています。
以上の事から私はワンマンライブの方が利益を出しやすいと考えています。
是非とも今日の記事をライブする時の参考にしてみて下さい。
この記事は音楽プロデューサーの北井重光が書きました。